リビング新聞グループのマーケティングポータルサイト

くらしHOW研究所

スペシャルコンテンツ自主調査レポート

キャッシュレス決済についてのアンケート(女性/2018年/全国)

・キャッシュレス決済で利用しているものは「クレジットカード」86.3%、「流通系電子マネー・カード式」44.6%、「交通系電子マネー・カード式」41.9%がトップ3。フルタイムは「交通系電子マネー・カード式」、パート・アルバイトは「流通系電子マネー・カード式」の利用が多い。

 

・普段の店舗や自販機での料金の支払い方法で、現金とキャッシュレス決済どちらが多いかは、「キャッシュレス>現金」が51.2%、「現金≧キャッシュレス」が48.8%とほぼ半々。日常生活の中に少しずつ、キャッシュレスの波が入り込んできているようだ。

 

・キャッシュレス決済が「現金≧キャッシュレス」の人に、もっとキャッシュレス決済を利用したいかと聞いたところ、「もっと利用したい」と「特に利用したいと思わない」が半々。もっと利用したい理由は「現金や小銭を持たなくていいので楽」「ポイントがたまる・キャッシュバックキャンペーンなどがありお得」「明細が家計簿代わりになる」など。利用したいと思わない理由は「いくら使ったかわからなくなりそう、使い過ぎが怖い」「支払方法が増えるとお金の管理が面倒」「不正利用や情報漏えいが怖い」など。

 

・「電子マネー・カード式」利用者が感じる「電子マネー・カード式」のメリットは、「キャッシュバックやポイントがたまる」69.2%と「会計がスムーズにできる」64.3%がツートップ。働き方別に見ると、フルタイムは「会計がスムーズ」「お金をおろす回数が減った」の割合が多く、時短をメリットに感じている人が多い。

 

・一方、「電子マネー・カード式」利用者が感じる「電子マネー・カード式」のデメリットは、「店によって使えるカード(電子マネー)」が違う」が59.2%と最多。次いで「カードの紛失が心配」43.4%、「チャージが面倒」37.6%、「個人情報漏れが怖い」33.5%が続き、「残高管理などお金の管理がしにくい」「ついお金を使いすぎてしまう」も約4分の1にのぼる。

 

・「スマホ決済・QRコード(バーコード)決済」利用者が感じる「スマホ決済・QRコード(バーコード決済)」のメリットは、「キャッシュバックやポイントがたまる」56.8%、「スマホさえ持っていればOKなので身軽」53.4%、「会計がスムーズにできる」44.5%が上位に。

 

・一方、「スマホ決済・QRコード(バーコード)決済」利用者が感じる「スマホ決済・QRコード(バーコード決済)」のデメリットは、「使える店が限られている」が61.0%とダントツ。次いで「個人情報漏れが怖い」と「スマホの紛失が心配」が37.0%で続くが、「残高管理などお金の管理がしにくい」は11.0%にとどまった。

 

・キャッシュレス決済についてギモンに思うことや不満に思うことでは「不正利用や情報漏えいが不安」などのセキュリティ対策を疑問視する声、「使える店が少ない」「種類が多すぎる、ある程度統一してほしい」などのサービスの使いやすさに対する声、「使いすぎてしまいそう」「お金を使っている感覚がなくなりそう」などのお金の管理を心配する声が多く挙げられた。このあたりの壁を払拭することが、キャッシュレス決済の普及拡大へのカギになっていくといえそうだ。

 

【調査期間: 2018.12.19~12.24】

【調査方法:リビングWeb・シティリビングWeb・あんふぁんWebにてWEBアンケート】

【集計数:ネット通販の買い物や交通機関利用を除く、実店舗での買い物に現金以外の決済方法を利用している女性1360人(平均年齢:44.7歳)】

 

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

リビングの生活者ネットワーク

参加者約1,301,000

媒体への共感と信頼をベースに、調査やプロモーションに積極的に参加し、時に情報発信者にもなるメンバーがそろい、
各種調査だけでなく、プロモーション活動全般の基盤となります

詳しく見る

リビングくらしHOW研究所のマーケティングデータを
商品の開発やサービスの改善に生かしませんか?お気軽にご依頼・お問い合わせください

お問い合わせ/調査等のご相談 データの引用・転載方法
電話でのお問い合わせ03-4332-7790