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くらしHOW研究所

スペシャルコンテンツ自主調査レポート

「手作りお弁当についてのアンケート」(2019年/全国)

お弁当を、「休日以外ほとんど毎日」「週に2~3日」「子どもが夏休みなどのときはほとんど毎日」手作りしているという女性に調査した。

◆誰のためのお弁当を作っているか。自分用59.7%、夫用46.7%
有職者が7割を超えることもあり、自分用を作っている約6割。夫用も半数近い

お弁当作りにかける時間、30分以内が7割弱。メニューは前日に決めるが約6割
お弁当作りにかける時間は「30分以内」が7割弱、「30分~1時間」が3割。メニュー決めは「前日」が約6割だが、当日も23.0%と1/4近い。当日の朝、冷蔵庫を開けて中身を見たり、前の晩のおかずの残りで決めているようだ

◆お弁当メニューの参考にするものは「レシピサイト・アプリ」が圧倒的だが、複数回答では、10%以上のものも8項目
お弁当作りの参考にするものを聞いた。複数回答では、「レシピサイト・アプリ」が7割近くと圧倒的なものの、10%以上のものが8項目もあり、あちらこちらにアンテナを張っている様子

◆お弁当づくりの悩みは種類が多い
トップは「メニューがマンネリ・ワンパターン」で7割だが、以下、「見た目が地味になりがち」「傷まない工夫」「栄養バランスが偏りがち」「お弁当を作る手間を減らしたい」「すきまの埋め方」「お弁当を作る時間を短くしたい」「冷めてもおいしい工夫」がいずれも3割を超える。お弁当作りの悩みは種類が多いといえる

誰のためのお弁当かで変わってくる、作り方のポイント
「キャラ弁・デコ弁」は小学生の子どもまでだが、「彩を華やか」にする工夫は中高生の子ども用でも約半数と高い。おかずは、自分用や夫用は「前の晩おかず」利用が7割前後と比重が高い。とはいえ、どの層も「作り置き常備菜」をうまく利用しているようだ。そして、食べ盛りの中高生は「炭水化物多め」、自分用は「炭水化物少なめ」だ

お弁当を作る相手別、利用しているグッズ。自分用、中高生用でスープジャーの利用率が高い
未就学児、小学生のお弁当までは、ピック、抜型、海苔型、ふりかけ型、可愛く切れるカッターなど飾り付けに使うグッズがよく利用されている。これらのデコるグッズ利用は当然ながら自分用、夫用ではグッと低くなる。また、自分用、中高生用でスープジャーの利用率が高くなっている

ご飯・パン以外に、麺類などを用意することがある、自分用55.7%。中高生用50.9%
お弁当に、ご飯・パン以外の主食、麺類などを用意することはある、が自分用では55.7%と最も高い。次に高いのは、中高生の50.9%。前問のグッズ利用でスープジャーの利用率が高い層と一致している

お弁当づくり、モチベーションが上がる時、下がる時

日々のお弁当作り、モチベーションの上がる時、下がる時をフリーアンサーで聞いた。

上がる時で最も多いのは、何といっても「美味しかった」や「ありがとう」の一言、下がる時で最も多いのは「食べ残しがあった時」。

それ以外で多かったのが、上がる時は「彩りのバランスがよく、キレイに詰められた時」「簡単で映えるレシピを見つけた時」「おかずが、すきまなくピッタリと入った時」など。下がる時は「全部茶色いおかずが並んだ時、いつもワンパターンだなあ~と思った時」「すきまができてしまった時」など。Q6(P8)の「お弁当作りの悩み」と見事に呼応している。

「ピッタリと入った」「彩りがキレイにできた」という「映え」を意識したプチ達成感と一言の感謝の言葉が、忙しくても体調が悪くても頑張ってお弁当作りに励む女性の気持ちを支えている

調査期間 : 2019.10.2~10.7
調査方法 : 「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」でのWEBアンケート
集 計 数  : 1647人(平均年齢:43.6歳)

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

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