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スペシャルコンテンツ母系新3世代消費研究室

「小学生~高校生の子どもがいる母親と実家の3世代コミュニケーション」<実家からの支援・サポート編>

※詳細レポートは下記PDFをご参照ください。

子ども(孫)が小学生~高校生の世帯の3世代コミュニケーションについての調査レポート第2弾は、<実家からの支援・サポート編>。

第1弾の<行事・お出かけ・旅行・外食編>と同様、子どもが幼児の時と変わらず、母方の実家との密度の濃いコミュニケーションが見られた。

教育資金の一括贈与をしてもらった・してもらう予定の人は14.2%  

教育費としての支援はしてもらっていない娘世帯が大半

  • 教育資金の一括贈与を、してもらう予定がない人が約7割と大半。自分の実家からしてもらった・してもらう予定の人は14.2%。その仕方は、「複数の孫に均等に贈与」が半数、「孫の特性や進路によって配分は検討」が約3割(n=28のため、参考値)
  • 自分の実家から、教育費の補助を受けていないという娘世帯が約8割。

 

子どもへの贈与・プレゼントは年間「1万円~3万円未満」が最多  

高校生になると「3万円以上」が約4

  • 子どもがどの学齢でも、「1万円~3万円未満」が4~5割で、最も多い。小学1~3年生の子どもの場合は、1万円未満が33.0%と比較的多い。
  • 高校生では、「3万円~5万円未満」が約3割と比較的多く、3万円以上の割合が約4割を占める。

 

子どもへの贈与・プレゼントの総額は5年前と比べて「変わらない」

とはいえ、「中学生」は増額した人が多い

  • 5年前と比べた贈与額は「変わらない」という人が最も多く、子どもがどの学齢でも約6割。その理由は、「決まった行事のときに、一定額をもらう」場合が多いようだ。
  • 「増えた」が最も多いのは、中学生で約4割。増えた主な理由は「成長に応じて金額が上がったから」。
  • 祖母世代には、孫のクラブ活動や学校行事などのため増えた、というコメントも見られた。

 

小学生~中学生の子育て、実母は心強いアドバイザー

  • 子育てのアドバイス・相談でも、実家との密なコミュニケーションが行われている。子どもが小学生の場合、子どもの教育・しつけ・健康について、「相談しなくても実家から積極的にアドバイスをくれる」「相談すると答えてくれる」という割合が約6割。子どもが中学生でも約5割と、娘にとって実母は心強い相談相手だ。
  • 子どもの「教育」「しつけ」「健康」「進学・進路」「子ども本人の悩み相談」のいずれも、「相談すると答えてくれる」割合が最も多い。
  • 「実家から積極的にアドバイスをくれる」率が比較的高いのは、どの項目でも子どもが小学1~3年生の場合。特に、孫の「健康」27.4%、「しつけ」23.6%に積極的に関与する祖母世代は、一定数いる。

【実施日時】  2017年9月27日~10月2日
【調査方法】  Webアンケート
【調査対象】  
小学生~高校性の子どもがいる女性198件

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