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大型連休前後の外出状況
- 両世代とも「お買い物」「外食」は平日・休日ともに多い。
- 大型連休前後での外出傾向は、団塊は平日・休日での格差があまり大きくないが、団塊ジュニアミセスでは、外出件数・内容とも平日・休日での差異が大きく、団塊ジュニアミセスは、平日と休日を切り分けるメリハリタイプが多い。
- 平日の団塊ミセスは、「習い事・スクール」「美容院、病院・薬局」「郵便局、クリーニング」が多くなっている。団塊ジュニアミセスでは、平日は「お買い物」に加え「子供・夫の送迎」「子供の学校、PTA」と子供関係が主となる。そして休日では、「外食」「近場へのレジャー」「家族・親戚宅への訪問」等がぐっと増える傾向にある。
大型連休前後のお買い物状況
- お買い物や献立に関する情報収集は、団塊ミセスが店頭中心に対し、団塊ジュニアミセスでは、テレビ・雑誌等のマス媒体での情報も活用する、店頭+マス媒体型の傾向が高い。
- お買い物の中心が、利用度の高い馴染みの食品スーパーや大型スーパーである団塊ミセスに対し、ドラッグストア・ディスカウントストア等の色々な業態のお店で買いまわる団塊ジュニアミセスの姿がうかがえる。
- 団塊ミセスの1/4は毎日お買い物をしており、一回あたりのお買い物金額でも、団塊ジュニアミセスの4割強の購買額。消費パワーでは団塊ジュニアミセスを大きく上回る。
大型連休前後の飲酒状況
- 平日・休日ともに、団塊主婦が晩酌に合わせて18時~19時から飲酒を始めるのに対して、団塊ジュニアミセスは夫の帰りに合わせて飲むケースが多く、飲酒開始時刻は全体的に遅めであった。
- 団塊&団塊ジュニアとも、飲酒シーンのほとんどが晩酌であるが、とりわけ団塊にその傾向が強い。 団塊ジュニアミセスは食事以外での飲酒が、団塊ミセスよりも多かった
- 連休でも、初日や最終日よりも、中日でのアルコール消費が高い。休日でのビールの消費の高まりが、特に目立つ。
- 団塊&団塊ジュニアミセスともに最も多いのはビールであった。団塊ミセスは、発泡酒を飲む人が多い。チューハイ・カクテルを飲んだのは団塊ジュニアミセスに特に多く、飲酒者の中では2人に1人以上。焼酎は団塊ジュニアが若干多く、日本酒・ワインに関しては団塊が多かった。
大型連休前後の夕食状況
団塊、団塊ジュニアとも、4月29日と5月5日に「ご飯」の出現率が大きく落ち込んでいる。
14日間の調査期間中、団塊では「ご飯」を食べた日が「2日以下」という人が4割を占める。団塊ジュニアでは、「7日以上」という人が4割を占める。
① 団塊
- 休日では「味噌汁」と「漬け物」の件数が少なくなっており、「豆のゆで物・あえ物」と「焼肉・ジンギスカン」の出現率が高くなっている。
②団塊ジュニア
- 休日では「味噌汁」と「ご飯」の件数が少なくなっており、「サラダ」「魚貝の刺身」「コロッケ・メンチカツ」「寿司・手巻き寿司・ちらし寿司」「天ぷら」の出現率が高くなっている。
【調査日 :2007年4月24日(火)~2007年5月7日(日)実施 (14日間)】
【調査対象 :首都圏の既婚女性】
●神奈川県:39人(団塊主婦:19人/団塊Jr.主婦:20人)
●千葉県:41人(団塊主婦:21人/団塊Jr.主婦:20人)
●埼玉県:33人(団塊主婦:19人/団塊Jr.主婦:20人)
【調査方法 :リビング新聞の読者組織リビング・パートナーから大型連休中に3泊以上の国内外への長期旅行の予定がなく、本人及び夫が飲酒する世帯のミセスを対象者として抽出し、日記式調査を実施】
【集計数 :団塊主婦(54歳~60歳)55人、団塊Jr.主婦(30~35歳)58人/合計113人】
【担当 :阿部】
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