リビング新聞グループのマーケティングポータルサイト

くらしHOW研究所

スペシャルコンテンツ自主調査レポート

睡眠についてのアンケート(女性/2017年/全国)

  • 平日の起床時刻は6時台、就寝時刻は23時台、平均的な睡眠時間は6時間が最多。日頃、自身の睡眠時間が「少し足りていない」 「まったく足りていない」と感じている人は57.1%、睡眠の質に対して「不満」「やや不満」と答えた人は57.3%で、ニアリーイコール。
  • 睡眠の質への満足感と美容・健康・精神状態への満足度の相関関係では、睡眠の質に「不満」「やや不満」な人は、この3項目への満足度もかなり低い。 不眠は「疲れがとれない」「日中眠い」など日常生活に支障をきたすだけでなく、自己肯定感にも影響を与えるようだ。
  • 睡眠の質に「不満」「やや不満」な人の心当たりのある原因は、「ストレスや緊張」47.3%、「加齢」32.1%、「手足の冷え」32.0%がトップ3。 50代の47.7%、60代以上の74.1%が「加齢」、50代の31.1%が「更年期」 、20代・30代の約3割が「子どもに起こされる」を挙げている。睡眠の質が「不満」な人は「やや不満」な人に比べ、「ストレスや緊張」「体調不良」「うつなど精神的な不調」が原因だと捉えている人が多い。
  • 睡眠のために寝具類にこだわっている人は41.3%、パジャマなど就寝時の服装にこだわっている人は24.8%、寝室の室内環境にこだわっている人は29.4%。いずれについても、睡眠の質に「満足」な層のほうが、「不満」層よりもこだわりを持っている。
  • 寝具類にこだわる人が特にこだわっているアイテムの1位は「まくら」、寝室の室内環境にこだわる人がとりいれているアイテムは「遮光カーテン」「加湿器」「空気清浄機」が上位に。より良い睡眠のために利用しているアイテムでは、「湯たんぽ」「マスク」「アロマ」が3種の神器で、話題の睡眠関連アプリの利用者は1.3%にとどまった。
  • 眠るための準備行動では、「入浴」27.4%、「温かいものを飲む」23.3%、「カフェインの摂取を控える」22.0%がトップ3。睡眠の質別に見ると、「満足」層は「入浴」「ストレッチ・マッサージ」など身体に関わる行動が、「不満」層では「温かいものを飲む」「カフェインの摂取を控える」など飲食に関する回答が、互いを上回る。睡眠の質に悩む人は、睡眠環境や眠るための準備を見直す価値があるだろう。
  • 睡眠負債リスクについての認知度は「免疫力の低下」が66.0%、「うつ病など精神不調」が47.0%、「将来的なアルツハイマーの発症」は22.1%、「糖尿病や高血圧など生活習慣病の発症」は20.7%。「乳がんなどがんの発症」は7.0%と、まだまだ発信の余地があると見られる。

【調査期間: 2017.12.20~12.24】
【調査方法: リビングWeb・シティリビングWeb・
             あんふぁんWebにてWEBアンケート】
【集計数    :女性1215人(平均年齢:45.37歳)】

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

リビングの生活者ネットワーク

参加者約1,301,000

媒体への共感と信頼をベースに、調査やプロモーションに積極的に参加し、時に情報発信者にもなるメンバーがそろい、
各種調査だけでなく、プロモーション活動全般の基盤となります

詳しく見る

リビングくらしHOW研究所のマーケティングデータを
商品の開発やサービスの改善に生かしませんか?お気軽にご依頼・お問い合わせください

お問い合わせ/調査等のご相談 データの引用・転載方法
電話でのお問い合わせ03-4332-7790