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スペシャルコンテンツ業界インタビュー

オフィス向け“置き野菜”サービスで健康経営を後押し

取材日:
株式会社 KOMPEITO 執行役員CMO 好岡利香子さん

 

健康経営を推進する企業が増えるなか、オフィス向けの“置き野菜”サービス 「OFFICE DE YASAI (オフィスで野菜)」で注目を集める株式会社KOMPEITO。オフィス×野菜というニーズを拾い上げ、福利厚生として各社の健康経営を後押しする同社に、事業への思いや展望について聞きました。

「OFFICE DE YASAI 」は、“つくり手(生産者)とつかい手(消費者)を豊かにする”というミッションのもと、農産物の流通改革とオフィスワーカーの健康サポートを目的にスタートしました。当初の導入先はITベンチャー等が主流でしたが、健康経営の流れもあり、現在では数千人規模の大企業まで広がっています。

 

福利厚生として従業員の健康を考える際、社員食堂を導入するとなると、どうしても維持・管理コストがかかりますが、「OFFICE DE YASAI 」は、置き型の冷蔵庫を設置するだけで始められるのが利点。スティック野菜からサラダ、フルーツ、シリアル、サラダチキン、サンドイッチ、スムージーまで多様なアイテムが揃い、メンテナンスも弊社が担当。オフィスの中に手軽に「健康的な食の環境」を用意できます。

 

最近では、採用サイトで明記されていたり、新卒採用時のオフィス見学ツアーで「OFFICE DE YASAI 」を紹介するなど、「社員の健康のことをしっかり考えていますよ」というメッセージにも貢献。健康経営の分かりやすい施策の一つとして評価を頂いています。

 

利用される従業員様にとっては、24時間好きな時に、100円程度から旬の野菜やヘルシーな食品を手に取れるので、大混雑しているお店に並んだり、栄養の偏ったものをとりあえず買うといった「ランチ難民」から解放されるメリットが。利用率では男女差はほとんどなく、一人暮らしや健康診断の結果が気になり始める30歳以降の男性からも支持されています。

 

仕入先である全国の農家さんからは、「オフィスワーカーにこんなふうに活用されている」という分かりやすさが評価のポイントに。市場に出まわらない規格外の商品もカット野菜などに生かせるので、食品ロスの削減にも繋がっています。

 

今後は、職場近辺に食べに行けるお店やコンビニすらないといった地方のニーズのフォローにも注力したいと考えています。最近多いのが、東京本社に社食はあるけれど工場などの地方拠点にはなく、福利厚生として不平等になっている、という声。都心部とは異なるこうした地方のニーズにもっと応えていきたいですね。

 

近年、オフィスに食事をお届けするサービスは増えていますが、生鮮をお届けできる物流が「OFFICE DE YASAI 」の強み。健康経営のフォローアップサービスなど、異業種他社とのコラボも複数取り組んでいますので、ニーズは今後拡大していくのではと期待しています。

 

OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)
https://www.officedeyasai.jp/

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