リビング新聞グループのマーケティングポータルサイト

くらしHOW研究所

スペシャルコンテンツ自主調査レポート

【葬儀に関する調査レポート】 葬儀費用がどのぐらいかかるのか心配だけど… 4割以上は生前準備などの「行動を起こしていない」

株式会社サンケイリビング新聞社と株式会社リビングくらしHOW研究所では、葬儀に参列することもままならなかったコロナ禍を経た今、「葬儀」に関する意識について読者モニター組織「リビングファン」にアンケート調査を実施。その結果、家族の形や価値観が多様化する現代における、葬儀への意識が見えてきました。

調査期間:2023年5月18日~24日
調査方法:リビング新聞グループの読者モニター組織「リビングファン」へのWEBアンケート(全国)有効回答数1115人
集計数:女性1115人(平均年齢:52.41歳)

 

 

「自分は葬儀の知識がない」と認識している人が半数以上
中でも気になるのはお金のこと


Q1 あなたは葬儀についてどのぐらいの知識を持っていると認識していますか?
(n=1115)


Q2 あなたが葬儀について知りたいことは何ですか?
(n=1115)

まず、葬儀についての知識について聞いたところ、「ほとんど知識がない」「全く知識がない」を合わせ、半数以上が、葬儀に関する知識をもっていないと感じているよう。では、知りたいことは?と尋ねると、「葬儀の費用」が70.1%と最も多く、「葬儀後の手続きや手配」「葬儀の流れや手続き」「マナーやエチケット」などについても、多くの人が知りたいと回答。
「今、葬儀の知識は持っていないけれど、将来送る側になったときのために、葬儀全般について知っておきたい」と考えていることが伺えます。

 

 自分や家族にとってよりよい別れの形になるよう
生前から準備を進めている人も


Q3 自分や家族の葬儀について考えていますか?
(n=1115)

Q4 Q3で考えていると回答した人への質問。具体的に生前の準備など何か行動を起こしていますか?
※複数回答(n=824)


「親の葬儀について考えている」という人が半数以上いるものの、具体的には「何も行動を起こしていない」人が45%。「両親に聞きたいけど、聞けないです」という声もあり、デリケートな問題で話題にしづらいと考えている人が多いよう。
一方で、27.3%は「葬儀の形式や内容について家族と話し合っている」と回答。

具体的な行動していることとしては「葬儀費用の準備をしている」19.1%、「お墓の準備」12.7%。フリーアンサーでは、「海洋散骨を希望すると夫婦で決めている」「エンディングノートの記載」「墓じまい(について)、自分はどうしてほしいか、配偶者はどうしてほしいかなど話し合っている」「自分が死亡してから、散骨までの流れを記載して、娘に見て貰えるよう準備している」などの声が寄せられました。
家族の形や価値観が変化している今、自分や家族にとってよりよい別れの形になるよう、準備を進めている人も少なくないようです。

 

 葬儀経験者の4割以上が
「故人や家族と話し合っておけばよかった」と回答


Q5 これまで近しい家族・親族の葬儀を執り行った・参列したことはありますか?

(n=1131)

Q6 【Q5 で「ある」と答えた人にお聞きします】「葬儀の前にやっておけばよかった」と思ったことがあれば教えてください。
※複数回答(n=961)



半数近くが、葬儀について故人や家族と話し合っておけばよかったと回答。具体的には「本人の希望を聞いておく」「手続き全般、関連する親族について」「納骨をどうするか」「葬儀に呼ぶ人の名簿について」などのコメントが。ほかにも、しておけばよかったこととして「葬儀のマナーを学んでおくこと」「財産を生前分与しておけばよかった」「遺影の準備」などがありました。

 

葬儀社選びはパンフレットやホームページ、クチコミも重視
適正費用と分かりやすさに期待


Q7 葬儀に関する情報はどこで入手しますか?

※複数回答(n=1115)

Q8  葬儀社を選ぶ際、どのような情報が必要だと思いますか?※複数回答(n=1115)


Q9  葬儀社に期待することは何ですか? ※複数回答(n=1115)
葬儀について、生前に考えておくために大切なのが情報収集。その入手方法については、葬儀社や斎場のパンフレットやホームページと回答した人が約7割。一方で、約4割は友人・知人からの情報、クチコミと回答。葬儀のプロの情報だけでなく、実際に利用した人の客観的な情報も重視していることが分かります。
また、葬儀社選びに必要な情報としては約8割が「費用」と回答。葬儀社に期待することとしては「適正な費用と分かりやすさ」が9割にのぼりました。

 

リビングファンとは?
リビングファンは、リビング新聞読者を中心とした「顔が見える」「属性がわかる」約6,400名の女性(素の生活者)組織です。 日々のくらしをよりよくしたい、そのために地域情報や生活情報にアンテナを張り、取り入れ、よいと思ったものは友人や家族にシェア。 “自分の意見”をきちんと“自分の言葉”で発言できる、「くらし巧者」の女性たちです。


株式会社サンケイリビング新聞社
本社所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー36階
電話 03-4332-7741(代表) https://www.sankeiliving.co.jp/
 暮らしに役立つ生活情報を発信するフリーペーパー「リビング新聞」、オフィスで働く女性に特化した共感型メディア「シティリビング」の発行をはじめ、新聞・雑誌の発行、出版、放送、インターネット等を含めたコンテンツ全般に関する事業を展開。

株式会社リビングくらしHOW研究所
本社所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー36階
電話 03-4332-7790(代表)https://www.kurashihow.co.jp/
 女性市場に関する調査・分析、マーケティングコンサルティングなどを行うリビンググループのシンクタンク。

関連記事

関連記事はありません

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

リビングの生活者ネットワーク

参加者約1,301,000

媒体への共感と信頼をベースに、調査やプロモーションに積極的に参加し、時に情報発信者にもなるメンバーがそろい、
各種調査だけでなく、プロモーション活動全般の基盤となります

詳しく見る

リビングくらしHOW研究所のマーケティングデータを
商品の開発やサービスの改善に生かしませんか?お気軽にご依頼・お問い合わせください

お問い合わせ/調査等のご相談 データの引用・転載方法
電話でのお問い合わせ03-4332-7790