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【共働き・子育て世帯】家庭経営<掃除編>夫のキモチ

共働きパパ(同居する子どもが社会人の場合を除く)122人に、家庭の掃除事情を聞いた。

ほぼ自分(夫)が掃除する率が最も高いのは「風呂」
妻がフルタイムワークの場合、部屋の掃除に夫が関与する割合が高い

  • 住まいの7カ所について、夫婦の分担状況を確認したところ、風呂以外は「ほぼ妻がする」という人が最多。ほぼ妻がする割合が高い順に「キッチン(レンジフード以外)」46.7%、 「玄関」42.6% 、「トイレ」41.8%、となっている。風呂の掃除は「ほぼ自分(夫)がする」27.0%が「ほぼ妻がする」25.4%を若干上回った。最後に入浴した人がするのが効率がいいことも一因だろう。自分(夫)の作業の分担比率が半分以上という率が高い順に、「風呂」54.9%、 「窓拭き」51.6%、「庭やベランダの掃除」44.3%となっている。
  • 妻の働き方別にみると、妻がフルタイムワークの人より、パート・アルバイトの人のほうが「ほぼ妻がする」割合が高い。特に差が大きいのは「部屋の掃除」で、約22ポイント差(パートアルバイト54.3%、フルタイムワーク32.0%)。また、「玄関」も11.3ポイントの開きがある(パート・アルバイト50.0%、フルタイムワーク38.7%)。


共働きパパが部屋の掃除をする際によく使うのは

フローリングワイパー、粘着ローラー、布雑巾

今後購入したい掃除機のトップは、コードレススティック型

  • 共働きパパが部屋の掃除をする際によく使う掃除用品(掃除機以外)の上位は「フローリングワイパー」31.0%、「粘着ローラー」28.2%、「布雑巾」28.2%、「ハンディワイパー」23.9%。
  • 自分が選んだり、自分の意見も取り入れて選んでいる掃除用品は「特にない」32.4%が最多だが、フローリングワイパーや粘着ローラー、ハンディワイパーは各2割台いる。
  • 自分も部屋の掃除をするパパに、部屋の掃除をする理由を聞いたところ、上位は「作業をするタイミング的に、自分がするほうが効率がよい」36.6%、「家族のために掃除するのは当然」33.8%、「妻の負担を軽減したい」29.6%、「掃除にこだわりがある」26.8%。
  • 自分の家庭で使っている掃除機トップ3は、「キャニスター型掃除機(紙パック式)」36.1%、「キャニスター型掃除機(サイクロン式)」36.1%、「コードレススティック型掃除機」28.7%。妻がフルタイムワークの場合、「ロボット型掃除機」14.7%(パート・アルバイトの場合4.3%)、「ふとん用クリーナー」12.0%(パート・アルバイトの場合4.3)の利用率がやや高い。
  • 今後買い替えたり、新たに購入したいと思う掃除機のトップは「コードレススティック型掃除機」27.0%。特に、妻がパート・アルバイトの人は39.1%とポイントが高い。

 

掃除機を購入する際、「決定は夫婦で」が約4割
最も重視するのは吸引力。価格、軽さも考慮

  • 掃除機を購入する際、選ぶのは誰かを聞いたところ、「下調べから決定まで夫婦でする」25.4%が最多。下調べは誰がするかは別にして「決定は夫婦でする」人が約4割。
    部屋の掃除に関わっているパパの場合、掃除機選びを「下調べから決定まで自分がする」が23.9%と、「下調べから決定まで夫婦でする」22.5%をやや上回る。
  • 掃除機を買う際、重視することの上位は「吸引力」70.5%、「手ごろな価格」50.8%、「軽さ」36.9%。


自分が部屋の掃除をするパパの3割近くが、ママの掃除に「やや不満」
掃除の仕方について、ママから「注意・要望を言われたことがない」が約4割

  • 妻がする部屋の掃除に「満足」「まあ満足」している人が約7割。自分が部屋の掃除に関わっているパパの場合、「やや不満」28.2%がやや多い(ほぼ妻が部屋の掃除をするパパは「やや不満」が20.4%)。
  • 部屋の掃除に関わっているパパに、自分がする掃除に妻が満足していると思うかを聞いたところ、「まあ満足」56.3%が最多。「満足」も27.0%いる一方、「やや不満」も25.4%いる。
  • 部屋の掃除に関わっているパパに、自分がする部屋の掃除について妻から言われたことがある注意や要望を聞くと「言われたことはない」42.3%が最多。具体的に言われたことで最もポイントが高いのは「掃除機にたまったゴミを処理しない・仕方がキレイではない」「部屋の隅や家具の下などにホコリやゴミが残っている」だが、どちらも16.9%程度。

 

【調査概要】
調査期間:2019年9月6日~8日
調査方法:Webアンケート
調査対象:全国の共働きのパパ(同居する子供が社会人の場合を除く)
集計数:122

女性を起点に、夫、子ども、親世代などあらゆる層にアプローチ

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