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【大阪市】 HP リニューアルは周知が重要。 船場ことば×ネコ×動画でインパクト広報

動画の最後に吉村洋文市長がネコを抱いて登場し、子育て施策をPR

“船場ことば”をしゃべるネコ一家が、ボケたりツッコんだりしながら大阪市の子育て施策をPR。そんな動画が大阪市のホームページに掲出され、話題に。タイトルは、「大阪・船場のネコ動画 子育て“あん・じょう・しぃや”」。サンケイリビング新聞社が受託した「大阪市ホームページのリニューアル周知業務」で制作したものです。

広報のメインターゲットは、市内に暮らす子育て世代。訴求ポイントは、スマートフォンでの閲覧促進。そこで、スマートフォンと親和性が高く、バイラル効果が狙える動画による広報推進プランを企画しました。近年、注目されている“船場ことば”を用い、人気が高まっているネコの手を借りよう!という作戦です。

動画は1本・約30秒で毎週配信(計15本)。お母さん「あん」、お父さん「じょう」、息子「しぃや」の会話で構成し、それぞれのシーンに関連する大阪市の事業をストーリー仕立てで案内しています。子どもの成長に合わせて生じる悩みに応える展開で、次回の視聴を促す展開に。TwitterやFacebookで拡散され、市民の評判も上々です。受託事業全体の効果測定数値はまだまとまっていませんが、結果を楽しみにしています。

細かいこだわりで‟あんじょう”発信

スマホ対応で縦型動画に。音声で流れる船場ことばの標準語訳を画面で確認。

船場は、古くから商都・大阪の経済を牽引し、商家による独特の文化が醸成されてきたエリア。今回の動画は大阪市が発信元になるだけに、船場言葉の正確な再現は必達としました。そのため、専門家に台本御一語一句をイントネーションも含めてチェックしてもらい、声の出演者には谷崎純一郎作品の朗読などで実績があるサンケイリビング新聞社「リビングカルチャー倶楽部」の講師陣をキャスティング。ホンマもんの船場ことばが聞ける動画に仕上げました。

ちなみに、タイトルとネコ一家の名前の由来でもある「あんじょうしぃや」は、「ちゃんとしなさいよ」というような意味合いで使われる船場ことば。

あんじょう作っているさかい、どうぞ見ておくれやす!ですね。


大阪・船場のネコ動画 子育て“あん・じょう・しぃや”
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu010/cat_homepage/index.html
● 1月10日~3月28日の毎週火曜更新(全15本)
● ネコ動画、大阪市の子育て施策ミニガイド、市長からのメッセージで構成

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