ミセスの価格感覚と消費意識を調査・分析したデータレポートです。
2008年7月調査。2900人について回答を得ました。
<第1章 女性消費者5セグメント>
女性の価格感覚セグメンテーション仮説
●「未婚/既婚」×「年代」×「就労形態」でセグメンテーションし、各品目の結果を算出。全体傾向から 、女性消費者の価格感覚は5セグメントに分かれると考え、それぞれの特徴をまとめた。
<第2章 3つの着目点>
●前提:女性の価値観は価格感覚に反映される ⇒「価格」から「相対的価値」を読む
1.“母娘関係” で見る「OL」と「シニアミセス」
① 価格感覚が接近する
「食パン」「米」「生命保険の掛け金」
② 「母」が価格感覚を引っ張り上げる “ちゃんとしたファッション”
「女性用ジャケット」「婦人靴」
③ 「娘」が価格感覚を引っ張り上げる“ビューティ関連”
「口紅」「化粧水」「美容室」「フェイシャルエステ」「シャンプー」
④ 「娘」と「母」で価格感覚を共有しない“OLスタイル品目”
「携帯電話の利用料金」「ジーンズ・カジュアルパンツ」「自分の習い事」
「夫・彼への誕生日プレゼント」「ケーキ」
2.フルタイムワーキングミセスはOL?主婦?
① ファッション&コスメはOL仕様 “ワーキングウーマン必需品”
「女性用ジャケット」「ジーンズ・カジュアルパンツ」「婦人靴」「口紅」「化粧水」
② 自分のために使うお金は未婚OL並み “ストレス対応品目”
「ケーキ」「美容室」「エステ」「自分の習い事の費用」
③ 経済効果は家族にも影響 “くらしのプチ贅沢品目”
「夕食の外食」「豆腐」「食パン」「米」「夫・彼への誕生日プレゼント」「自分の生命保険の掛け 金」
④ すべてが「OL感覚」ではない… “主婦感覚の品目”
「携帯電話の利用料金」「シャンプー」「リゾートホテル・温泉旅館」
3.子供の教育にお金をかけるパートミセス
「子供の学習塾」「子供の習い事」
<第3章 2007年⇒2008年 変化の兆し>
●2007年から2008年の変動率 (未婚全体101.7%、既婚全体103.1%)
①若いワーキングミセスが元気
②シニアミセスの元気は衰えず
③教育費負担? 40代働く女性の変化
<まとめと考察> 押さえるべき、女性の消費マインド
① 価格感覚の変化から読みとる消費マインドは?
② 注目の女性セグメントは?
③ 専業主婦、パート主婦の消費マインドのベースは?
④ 今、女性の消費の背中を押すためには?
⑤「私の2極化」コメント集(ミセス編・独身OL編)
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<調査概要>
【調査日 : ①2007年5月25日(金)~2007年6月5日(火)、②2008年7月2日(水)~2008年7月15日(火 )実施】
【調査方法 : Webアンケート サンケイリビング新聞社のウェブサイト「えるこみ」「あんふぁんぶる」 「シティウェーブ」にアンケートフォームを掲出。各サイトのメールマガジンでも誘引】
【集計対象 : 20歳以上の女性で、就労タイプがフルタイム就労、パート・アルバイト就労、専業主婦の いずれかに当てはまる人。PSMの数値は、品目ごとに「よく買う(利用する)」「まあまあ買う(利用す る)」と回答した人を集計。】
【有効回答人数 : ①2245人、②2900人】
【担当 : 藤田】
<回答者プロフィール①(2007年)>
【年代 : 20代 16.0%、30代 52.7%、40代 21.7%、50代以上 9.6%、平均年齢 37.2歳 】
【未・既婚 : 未婚27.9%、既婚72.1%】
【子供の有無 : あり51.0%、なし49.0%】
【就労 : 専業主婦43.8%、パート・アルバイト15.6%、フルタイム40.6%】
【居住地 : 首都圏45.3%、京阪神31.5%、そのほか23.2%】
【リクルートメディア : シティウェーブ・@City 32.9%、えるこみ・めーるリビング60.0%、e- あんふぁん・e-あんふぁん通信6.3%、そのほか0.9%】
<回答者プロフィール②(2008年)>
【年代 : 20代 22.0%、30代 51.7%、40代 19.0%、50代以上 7.3%、平均年齢 35.7歳 】
【未・既婚 : 未婚42.5%、既婚57.5%】
【子供の有無 : あり38.3%、なし61.7%】
【就労 : 専業主婦29.2%、パート・アルバイト13.5%、フルタイム57.2%】
【居住地 : 首都圏48.2%、京阪神38.0%、そのほか13.7%】
【リクルートメディア : シティウェーブ・@City 53.0%、えるこみ・めーるリビング42.1%、e- あんふぁん・e-あんふぁん通信3.9%、そのほか1.1%】
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