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ワイヤーとノンワイヤーのいいとこ取りで
女性のカラダを解放するブラの潮流

株式会社ワコール
総合企画室 広報・宣伝部 宣伝・PR課
金岡 茉莉子 さん

業界インタビュー5


 くらしHOW研の調査によれば、今、女性がブラジャーを購入する際に最も重視するのは、「着け心地のよさ・快適性」だ。ただし、バストをきれいに見せるというブラジャーの機能は大前提。ここ数年で、美しさと快適性を両立する「サードウェーブ・ブラ」というジャンルが急成長し、ブラジャー選びに「新たな快適性」という選択肢がオンされたのだ。ワコール広報・宣伝部の金岡茉莉子さんに、ブラジャーの新しい潮流について、話を聞いた。


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「サードウェーブ・ブラ」は、ワイヤーブラとノンワイヤーブラのいいとこ取りをした商品です。ワイヤーブラは、主に金属性のワイヤーで胸を支えて美しいシルエットを作るブラジャーですが、どうしてもからだを締め付ける印象を持たれる方も、多くいらっしゃいます。
一方、元々あったノンワイヤータイプは、やわらかいのですが、支える力が弱いものが多いのです。



「サードウェーブ・ブラ」は、ワイヤーの代わりにやわらかい樹脂のフレームを使うことで、肌にフィットする快適な着け心地と、バストをしっかり支えて美しいシルエットを作る“造形性”の高さの両方を実現したブラジャーです。


 これは開発の段階から異なっていて、従来のブラは、機能性を進化させることからスタートし、そのうえでどこまで快適にできるかを考えるのですが、「サードウェーブ・ブラ」では、まず快適性から考え、そこに機能をのせていきます。

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 締め付け感など身体にかかるストレスからの解放を求める動きは、エフォートレスのような最近のファッショントレンドともリンクしており、さらには今の女性の“無理をせず、自分らしくいたい“という生き方ともつながっていると考えています。
ワコールでは、このジャンルを“新・解放系”と名付けて、幅広い世代に向けたブランドで展開中です。

業界インタビュー5_2












ポップな色遣いやかわいいプリント、レース遣い…。シンプルなものが多かった「サードウェーブ・ブラ」だが、普及が進むにつれ、高いデザイン性が求められるようになってきた



 ただ、一つお伝えしたいことは、実はワイヤーブラの締め付け感って、自分の身体に合ったものを選んでいれば、そんなに感じないはずなんです。
ワコールの調査では、なんと女性の71%がご自分のバストサイズを勘違いしており、そのうちの54%が小さいブラを着けていたというデータが。


 日々バストのサイズと形は変わるので、以前測ったサイズでは合わなくなっている、ということも。
お客様には、採寸や試着はぜひ買う度にしていただきたいのですが、残念ながら「面倒で」とあまりなさらない方が多いですね。

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 サードウェーブ・ブラの市場はまだまだ伸びると考えています。
でも、高い造形性を求めて、やはりワイヤーブラ派という方も多くいらっしゃいますし、まったく入れ替わってしまうということはないでしょう。


 下着は、単なる実用品ではなく、身に着けることによって気分が上がったり、気合が入ったりすることもある、女性のメンタルと結びついているもの。
ですから、今後は、例えば仕事でプレゼンする時はワイヤーを、リラックスする時はサードウェーブを、というようなシーンや気持ちに合わせた、ブラの使い分けがさらに進むのではないでしょうか。

(取材は2017年7月)
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