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5今野レポート&ダイアリー アーカイブ

2009年11月13日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<1>

くらしHOW研究所の今野直子です。

肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母です。
休日は認知症の親の介護をしております。そんな私が書かせていただくブログのテーマは、
「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のリアルマーケットの現場、のようなことです。
今回のテーマは、「肉食系40代半ばオトコと復活ディスコ」。
次回は、「肉食系40代半ばオンナとホストクラブ」…です。

*  *  *  *  *

■肉食系40代半ばオトコと復活ディスコ

みごとな、NIRVANAのMD


11月27日、「NIRVANA(ナバーナ)」が1周年を迎えます。
25年の時を経ての復活!と2008年、一時話題になっていたディスコで、
40代半ばオトコ&オンナが、大学生の頃の80年代に通っていたところです。


不景気の中、廃れなかったそのヒミツは―
肉食系40代半ばオトコがターゲットだったから、と感じています。
40代半ばオトコみんなが「ディスコ好き」とか「NIRVANAのターゲット」であるわけではないですが、
40代男性はバブリーな80年代を、学生として遊び倒し、社会人として飲み倒し、
それが大人の生活であると沁み込んでしまった、遊ぶのが癖になっている人たち、
と思っています。
だから、その後も、どこでも、何してでも、どんな状況下でも遊ぶ、
そんな気がしています。

ご存じ電通総研スーパーバイザー・大屋洋子さんの著書
「いま20代女性は なぜ40代男性に惹かれるのか」の中で語られている40代男性、
ワタシもまったくその通りの像だと思いました。
特に、草食系男子に物足らなさを感じている20代女性をさらって行くようなパワーや、
遊び慣れていることからくる面白みを持っているというハナシなどは共感しました。
この本を読んだ、ワタシの周辺の40代半ばオトコは、
ミョーな自信を深めてしまってタイヘン! 肉食に拍車がかかってしまった感じがしています。

とはいえ、ここ、復活ディスコの、40代半ばオトコのお供は、同じ世代のオンナもアリ。
ワタシも仕事の接待などで、随分お付き合いしました。

ワタシは初めて復活したNIRVANAに行ったとき、
自分の年と、その世代がどう見られているか、
それを自覚させられました-
店の入口、夜空に「ナバーナ」と書かれた巨大な幟みたいな垂れ幕が揺れていました。
「NIRVANA」ではなく、カタカナなんです!幟っつーか!垂れ幕つーか!なんです。
「ワタシたち、マーケティング的にみると、こういうベタな層なんだよね!?」
「でも、悲しいかな、落ち着くね~(笑)」なんて会話したのを覚えています。
さて、店内も、当時の雰囲気、当時の曲はもちろん、企画もニクイ。
早い時間の入店の割引、時間を区切っての飲み放題、寿司食べ放題、
曜日による割引などなどの企画は、40代半ばオトコにウケている様子。
その証拠に、安く遊べる時間の入店を目指しての行列を見たこともありますし、
安い時間帯に入ったら店内がごった返していて、
区切りの時間になると、すぅ~とお客さんが引けるのを見たこともありました。
40代半ばオトコは遊ぶ気満々だけど、教育費や住宅ローンがある世代。
そのお財布事情も、よく捉えているなあと感じました
(お金に関するアンケート調査では、消費者全体に家計に余裕がないことがわかりますが、
年代別クロスをかけると、40代がよりシビアですよね)。

とはいえ、40代でも、そうした心配のないヒトは、
NIRVANAでも、1人5,000円のVIPシートに陣取り、オンナを口説いています。

そうです…
結婚の馴れ初めで、ヒトに言いにくいものに、いまどきは、「ネットで知り合って…」がありますが、
当時のそれに相当するのが、「ディスコで知り合って…(ナンパされて…)」でした。
実は、そんな後ろ暗い感じも、今も同じという気がしています。

今、40代半ばオトコは、オトコだけでNIRVANAに繰り出し、
ナンパしているヒトもいます。
ナンパのターゲットの第一希望は、できるだけ若い女性。
メインの客層ではないけれど時々います。
第二希望が、同世代オンナになりますが、
「ここにいるヒトは結構レベル高い」と40代半ばオトコが言ってました。
ワタシのように接待なんかで来るオンナとは違い、
たしかにSTORY読者なんかと思われる、ちょっと有閑な感じのヒトは、美しいですね、
ワタシも惚れ惚れ見ています。
観察すると、ファッションは「STORY」張り、髪はほとんどロングです。
オンナのワタシが見ても惚れ惚れします。
実際「STORY」では、冨田リカさんがNIRVANAで踊っている写真とともに、
ディスコに行くときのコーディネートを指南している特集もやっていました。
ワタシの周辺の40代半ばオトコと話したり、彼らを観察していると、
ひとりひとりのココロの中が二分化していると感じます。
大屋さんの著書にもある、「若いオンナを求めるココロ」もあれば、
「同世代のほうが気心が知れていてラク」なんてココロもあるみたいです。
そんなワケで、NIRVANAでは、40代半ばオトコにより、若い女性のナンパも、同世代のナンパも、
もどっちも行われていると見ています。
ナンパだけでなく、若い女性か同世代を最初から伴ってやって来て、それは特別なヒトのようで、
VIPシートで口説いているいわば浮気現場も頻発していると見ています。

さて、そんな完璧な40代半ばへのMDで、成功を収めているNIRVANAは、
とある筋には重宝なビジネスチャンスがころがっているところなのです…この続きが次回のテーマです。では、また。

*  *  *  *  *

※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。

2009年12月15日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<2>

くらしHOW研究所の今野直子です。
肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母。親の介護もしております。

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■肉食系40代半ばオンナとホストクラブ

前回は、六本木の80年代のディスコ「NIRVANA(ナバーナ)」が復活し、
心憎いMDで特に<肉食系40代半ばオトコ>に支持され無事1周年…というハナシを書き、
「そこは、とある筋にはビジネスチャンスが転がっているところ…続きは次回」と結びました。

その「とある筋」のハナシ。2009初夏の夜、ワタシは仕事のお客様の希望でNIRVANAへ行き、
「とある筋」の人と出会いました。お客様も「肉食系40代半ばオンナ」。

そこで、ワタシたちは、それぞれナンパされました。
「ナンパも、80年代当時のままね」とオバサン2人、悪い気はしないものの、どこか違和感が。
ナンパしてきたオトコは、ココの客層にしては、あまりに若く、イケメンだったから。

聞けば20代半ばというから、こちらが気恥ずかしくなり、「若い人の来るところじゃないわよ」
とオバサン、親切に諭すも、若いオトコに促されるがままに電話番号とメアドを交換、一緒に踊り…
そこまでです、念のため。無防備とか仕方なくとかではなく、肉食系40代半ばオンナは、
こんな感じです、失うものもないので。
(もちろん40代半ばオンナには「若いオトコには近づけない」という草食系もいます。
ここでは、一部の主婦の「人には言えない」消費について語ることをお断りしておきます)

さて、その日から毎日、若いオトコから「会いたい…」などと甘~いメールが。
「それにしても若いオトコが、マメにオバサンにメールするのはヘンだな…?」と熟考、
!とひらめき…PCに向かいググる…「××× ホスト、検索っ!」(×××は彼の名前)。
あれよあれよと、彼の写真にヒット。やっぱり・・・、ホストがお客をGETしに。

エコノミストの門倉貴史氏の著書「『夜のオンナ』はいくら稼ぐか?」によると
ホストクラブは全国に980店舗、歌舞伎町だけで137店舗。これは、2005年の推計なので、
不景気の今は激減していることでしょうが、以下本書のままに引用させていただくと、
市場規模は約8585億円! 客層&金額は推計で、
1位 キャバクラ嬢、約3902億円
2位 風俗(ソープ、ヘルス)嬢、約2341億円
3位 OL・その他、約2175億円
4位 有閑マダム、約167億円           …ス、スゴイですね!
1、2位が圧倒的。ホストにとって、ビジネス的にもプライベート的にも本命は若いお嬢様方ですが、
彼女らが仕事している時間にホストクラブの席を温めているのは、3、4位の客層。4位とて大した金額。
彼の肌感覚では、「OLは管理職とか、外資系なリッチな感じ…ストレス溜まってる系の」。

というわけで、ワタシは1カ月半の間、色かけられました(ただしメールのみ)。
皆様、「色かける」という業界用語をご存じでしょうか。
ワタシは疎かったので、このご縁をきっかけに〝お水〟〝風俗〟の表サイト、裏サイトに親しみ、
「色かける」「本営」「枕営業」…と数々の用語を初めて知りました。
※「色かける」=特定の客に対して「恋心がある」「わたし達は付き合っている」と感じさせ、
指名や同伴を得ること。

職業がホストだと判明したところで、研究員たるもの、なかなか得られない研究材料と
潜入のきっかけは逃しません。
肉食系40代半ばオンナとしても、20代イケメンと出会うなんて二度とない!と「友達」になってみます。
ワタシの場合、介護の憂さを晴らしたいというキモチもあったかもしれません。
心の隙が、この手の世界に入るきっかけになるということは、よく聞くことです。

まずは業界のことなどを根掘り葉掘り、普通のOLや有閑マダムのワタシなど足元にも及ばない
肉食っぷり、その消費をお勉強。

しかし、サスガ相手はプロです。
不思議なもので次第にこの若造にココロ引かれていく…マーケティング的に解釈すると、
ピンポイントターゲットへの顧客満足度の追求が身についているホストは、
本人も気付いていない真のマーケッター。
フェイドアウトすることのないよう、ぐいぐいと朝夕メール。
そして、さりげなく会話の中に、店の行事予定をちりばめるのはもとより、
自分の趣味(=客に買ってほしいもの)、将来の夢(=客からの融資を期待?)を語る。
残念ながらワタシはひとつも応えられませんでしたが。

そういうものに応えなければならなくなる前に、そして、「理性を失う前」にサヨナラしました。
最後はケータイの「着拒」という形で。たぶんこの筋ではありがちなお別れの手段だったと思います。

以下のワタシのポリシーと1カ月半の行動をご参照の上、
主婦の「人には言えない消費の実態」をご判定ください。

○最初にホストに言い渡した―「ワタシは、絶対に店には行かないタイプの人間。
だから、メールはいらないから」⇒消費しない宣言/交際しない宣言
○しかし、ホストは「店に来なくていい。メールしたり、会ったりしたい」と。う~ん、ウマイ! 
「ま、こんなに若くてイケメンに出会うことも生涯もうないかも。ま、いっか~」と
指恋(若者メール隠語=メールでの恋人)。⇒交際
○「店には連れていかないから」と言われデート(ホストのおごりで飲食)した。
さすがプロ、楽しかった~。
そのあと、ホストの「俺のすべてを知ってほしい、だから店に来てほしいんだ」
という大真面目な顔でいうクサイ台詞に「みんなにそう言うんでしょ?ネットで読んだよ~」
とぷぷっと吹き出しつつも、一度ぐらいアリか、と店に行った。ホストクラブデビュー。⇒消費

○店での使用金額の上限をココロに決め、超えたらホストに払ってもらうぞ!と考えていたが、
彼も気がとがめ、まけてくれたのか? 存外安い!と感じた。⇒顧客満足(次回誘導のための
初回インセンティブ)
※ワタシはこの1回きりだったが、もしホストの誕生日につきあうなら、プレゼント込みで最低
10万円程度使うことに。お祝いにドンペリをあけ、シャンパンタワー発注、
ほかのホストへも振る舞い、さらにホストの似顔絵ケーキ!は5万円…。一応、検討。⇒消費未遂

○この1回のために、会社、プライベートのどこでも二度と着られないような若い服を購入⇒消費拡大
○この1回のために、新しく化粧品を買い、エステに行った。⇒消費拡大
○この1回の罪悪感で、家族にプレゼントなどした。⇒消費拡大

…以上、人には言えない消費の実態。「理性を失う前」と言えるかどうか、判定いかがでしょうか?

今回の肉食系40代半ばオンナの研究結果(?)をまとめると
・「これを逃したら」若いオトコに出会えない、という「本能的なリビドー」が消費の原動力。
・若さって眩しい!と知った40代半ば肉食系オンナは、「若さ」を買おうとする。
・色恋にからむトキメキ=感動は消費拡大の原動力になる、たとえビジネスと分かっていても。
(ホストクラブはオカネが潤沢にあれば楽しめるエンターテインメント)
※因みに「はとバス」のツアーにも組まれていて、ビギナー向けにオトクな金額です。
でもハマル危険もあるので、恋愛と切り離して遊べる、
あるいは擬似恋愛として割り切れる性格の人ならOKだと思います。
 
といいつつ、すべてが過去のこととなった今でも、ワタシは信じたい、彼のコトバ…
「…ちがうよ、お客をGETしに行ったんじゃない。ボクたちは出会ったんだ!」
(アホちゃうか!? 「信じたい」はシャレですから!)

前出の、客層&金額1位、2位の消費を間接的に支える(?)百戦錬磨の男性の皆様、
とくに<肉食系40代半ばオトコ>の皆様には、この類のハナシ、珍しくはなく釈迦に説法でしょうか?
こうした遊び場は、善か?悪か? ニンゲンにとって必要悪か?そうでないのかは、
また別な問題。市場規模も決して小さくはないだけに考えさせられます。
これを書きながら、改めて感慨深~く感じる次第ですが、それは、また別の機会に。

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※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、
就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。

2010年01月22日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<3>

くらしHOW研究所の今野直子です。
肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母。親の介護もしております。

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■「肉食系オンナと喫煙」を通して発見した、肉食系のあれこれ

「肉食系女性」は、禁煙したがっている―。
禁煙補助剤・ニコレットシリーズを展開するジョンソン・エンド・ジョンソン社の
インターネット調査(調査2009年11月/発表同年12月)では、
20代~50代までの喫煙者623人の回答を集計したところ、
「2010年元旦から挑戦したいこと(複数回答)」は、1位貯金、2位ダイエット、3位禁煙。
さらに回答者を「肉食系」「草食系」に分けた場合、
男女とも「肉食系」のほうが禁煙志向が高く、
「肉食系男性」「草食系男性」「肉食系女性」「草食系女性」の中では、
「肉食系女性」が33.5%と最も高かったということです。

また、タバコ1箱がいくらになったら喫煙をやめるかについて、
喫煙者の35.0%が500円までの値段でやめると回答。
1,000円までの値段だと85%。そこまでは、肉食・草食に差はなく、
1,500円以上の値段の回答者では、
「肉食系女性」17.1%に対して、「草食系女性」は9.5%だったということでした。
このデータは、新年から多くのメディアで取り上げられ、
そこから、ネット上の個人のサイトでも随分話題となったようです。

ちなみに、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の調査の概要では、
「本調査では、『肉食系』を恋愛や消費など自分の欲望を満たすことに貪欲で、積極的に活動する人、
『草食系』を協調性が高く、家庭的で優しいが、恋愛や消費などには保守的になりがちな人、と定義。
自らを『肉食系』と考える人を316名、『草食系』と考える人を316人に分け、調査を実施した。」としています。

ウィキペディアなどでの肉食系についての「定義」では、恋愛、異性、セックスへの積極性のイメージが
ジョンソン・エンド・ジョンソン社の定義より強く打ち出され、
この用語の、メディアなど世の中での使われ方も同様に感じます。

ジョンソン・エンド・ジョンソン社の調査とリリースは、
ただの<禁煙意向調査>では埋没してしまうところを、
うまく「肉食系」というメディアが飛びつきそうなネタと組み合わせているところが、あっぱれです。
そのアイデアのおかげで、同社の名前と、商品「ニコレット」の名前が、
広告宣伝費なしで一人歩きしてくれたわけです。


私も「肉食系」の文字を見た瞬間、この情報に吸い込まれたた一人です。
憚らず申しますと、
「そう!そう! 女性の喫煙者は、みんな肉食系だな」…ここまで一気に飛躍。
この調査は禁煙志向なのですが、まずは、「女性の喫煙」が「肉食」だとつながってしまいました。

私としては、喫煙者の「肉食系」率を知りたいのですが、そのような調査はないようです。
喫煙者の性格的特性の調査はいくつかあり、総じて概ね
酒を飲む,化粧をする、周囲の目を気にしない、周囲の目を気にしない、自由奔放などが認められているようです。
これら性格的特性が「肉食系」で、喫煙者=肉食系と言えなくもないと思いますが。

そのようなドンズバの調査がないのにもかかわらず、では、どうして私がそう「つながった」かと言えば、
私の周囲では、職場、友人、知人、親戚…みんな当てはまるからです。
男性については、周囲にきりがないほど多数の喫煙者がいますが、思い浮かべる作業を始めてはみたものの、
すぐにギブアップ。性格的特性(私の判定で)が、バラエティに富みすぎでした。

それに比して、女性で、私の周囲の喫煙者は、「あの人はゼッタイ肉食系」と思う人ばかりでした。
ついでに、仕事上の知る人を見ると、<女性の喫煙者=肉食系=仕事がデキル・勉強ができる=問題意識が高い
(ものごとの問題をよく指摘している、文句を言える)…>と、私の中で、次々つながっていきました。

私は、喫煙しないのですが、やはりここは本人に聞かないと、と周囲の該当者にこのことをぶつけて、
どう思うか聞いたところ、今回のジョンソン・エンド・ジョンソン社の調査を、
肉食女子は「禁煙への執着が高い」が「禁煙志向は高い」と読むなら、
「好き嫌いがはっきりし、意志が固い、と解釈すれば『やや納得』できるかも」という答えが。
でも、その中の一人には、「…仕事がデキて、アタマがよくて、問題意識が高いかったら、とっくに禁煙してます」
とバッサリ斬られてしまいました。
しかし、そのバッサリっぷりと賞賛をかわす上手さに、返って私は持論に確信を持ってしまったのでした。

タバコを吸うメリットを聞けば、「飲み会のときに手持ち無沙汰にならない」など、
オトコからよく聞くような答えが返ってくる、もうこれだけでも、確信!確信!

…私の、浅~~い、肉食研究は、今年も続きます。
よろしくお願いいたします。

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※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。

2010年02月25日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<4>

くらしHOW研究所の今野直子です。
肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母。親の介護もしております。

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■「肉食系40代半ばオンナ」が見た今年のバレンタインデー

…の前に、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチについて、
広島県の40代半ばオンナの方からお声をいただきました―「刺激的で、さすが都会!!と思わずにはいられませんでした…」。
ありがとうございました、目からウロコです。

この<肉食系~キモチ>については、
「こんなことを40代半ばの主婦、みんながしていると思われたら困ります!!」という声なら想定内なのですが、
個々がそういう行動をとるかどうかという前に、住むエリアによっては、その「環境」にナイという場合もあるとは!
80‘S復活ディスコに、ホストクラブ…たしかに。

さて、今回、バレンタインデーは全国共通。
今年は2月14日は日曜日でした。
約30年バレンタインデーしている肉食系40代半ばオンナにとっては
「日曜だからなんなの?」「金曜に繰り上げたわよ」みたいなことで、
家の中でも外でもキッチリ敢行したと感じています(肌感覚)。しかしいまどきの若い者ときたら―。

めざましテレビ(フジテレビ)の街頭調査、「バレンタインデーの大事度は10点満点で何点?」。その結果、
年代別の平均点は、
10代 5.0点
20代 5.7点
30代 6.2点
40代 7.2点 ←堂々1位です。
40代は10代のときのキモチで答えてもよいとされていましたが、それにしても肉食系は40代に在り!です。

日経ウーマンさんの調査「アラサー的 バレンタインの楽しみ方」によると、
「チョコレートは誰に贈りますか?」では、複数回答で、
1位から「家族」59.0%、「会社の男性社員」42.2%、「付き合っているカレ」36.7%…。
そして、「狙っているカレ」7.8%をおさえて「自分」18.7%、「女友達」16.3%のほうが上なんです。
さらに、余談ですが「バレンタインの夜におうちで〝シアワセ〟ふたり鍋」というレシピ特集が展開されていました。
この世代には、この特集なのですね…。40代半ばにはちょっと地味に映ります。

そこで肉食系40代半ばのバレンタインデーを求めて、都心の華やかな老舗ホテルの方にインタビューしました―。

このホテルの顧客のうち、会員(←ホテルが特定されないようにこう呼びます)は、
ミドルを通り越して、壮熟年層の利用が圧倒的に多く
売り上げはその層に支えられているそう。特にレストランはその傾向が強い。会員は宿泊も多く利用するけれど、
当然(←ホテルの方のコトバです)、夫婦とは限らない。むしろ男性だけが会員で、
〝お相手〟はその度に変わるという元気な熟年男性が、このホテルの顧客には多い、と。
男性40代~70代、女性20代~40代と思しきカップルが目立つとか。
その組み合わせは、今流行りのオトコ40代&オンナ20代でしょうか(詳しくは電通総研スーパーバイザー・大屋洋子著
「いま20代女性は なぜ40代男性に惹かれるのか」)。
オトコ70代&オンナ20代の組み合わせも!?

ある程度の年齢など属性の把握は、レストランではしているが、宿泊は難しいそう。
不倫カップルなら1人でチェックインするのがあたりまえだから。
以前、実験的に安い宿泊プランをネットに出したところ、客層が一瞬ガラリと変って若いカップルが押し寄せたせいで、
改めて、通常の顧客の年齢の高さを知ったとのこと。
しかしながら、今年のバレンタインデー付近の利用については、開催中の東アジアサッカー選手権、
中国の旧正月(今年は14日)などの影響で外国の方が多かったそう。


とはいえ、街ではチョコレート売り場は老若女子でごった返していました。

私は、研究のため、街のチョコレート売り場へ数回足を運びました。
先ほどの日経ウーマンさんの調査にありましたが、「チョコレートはどこで買いますか?」によると
1位から百貨店73.5%、2位のチョコレート専門店20.6%、3位ネット通販15.4%、スーパー14.0%、自分で作る8.1%、
コンビニ0.7%。
やはり贈りものは百貨店なのですね。私の肌感覚もまったく同じでした。
40代半ばたるもの、大手老舗百貨店へ行ったところ、このときばかりは若い人でにぎわっていました。
2月の早々に行った百貨店で、あるチョコレートについて店員さんに「ありますか?」と聞いたところ、
「それは○○(百貨店名)さんの限定なんですよ」とライバル店の情報もバッチリでした。
その足で、その百貨店へ行ってみるとバレンタインの売り場作りは、ナントその週末から。
お客ながら、出遅れではないか?と心配しましたが。

さて、このバレンタインシーズンのチョコレートの市場規模は―。
日本チョコレート・ココア協会の調査では、1981年の推定販売額は約3億円。
以降、前年比増・減はありながら概ね右肩上がりで、2005年は約5億円に成長しています。
バレンタインデーが日曜にあたった年は減。1992年の段階的学校週休二日制導入後は土曜にあたった年も減。

データはそこまでですので、ここ数年の不景気と、今年は「日曜日」がどれだけ影響したかわかりませんが、
このはっきりとした<「減」の年がありつつの「右肩上がり」の成長>の意味するものは、
「バレンタインデー」と「バレンタインデー=チョコレート」は浸透したものの、
心がこもらず「慣例化」した行事という道をたどった―と感じ、肉食系40代半ばとしては寂しく思います。
バレンタインデーが熱い日ではなくなってきた、チョコレートの一個の重みが軽くなっているような…。

しかし、ぜいたくをいってはいけませんね、
今どき、この不景気の中でも、これだけ人を、消費を動かせる、
街をこんなにムンムンさせられるバレンタインデーは大したものです。

このシーズンばかりは、街に肉食のニオイを感じ、ホッとした40代半ばオンナ、
14日(日)当日、都心に行くと、街はひいき目(?)なしにカップルでにぎわっていました。
私はデートで出かけたのではないですよ!奇しくも、私に社会心理学や大衆文化論を教えてくれた大学教授の葬儀でした。
教授が街を見ろ!肌で感じろ!と?

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※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。

2010年03月23日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<5>

くらしHOW研究所の今野直子です。
肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母。親の介護もしております。

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■「肉食系」のさわやかな一面をあぶりだした?ユニ・チャームさん

書きたいことのキーキーワードが、生理用品なので…ちょっとドキドキしています。ま、淡々と書きます。

要は―
「肉食系」というコトバは、流行り廃りの激しい流行語の世界でも延命し、この度は
ユニ・チャームさんが、たぶん自社のタンポンのPRの話題づくりとしてリリースされたであろう調査が、
あろうことか(?)「肉食系」の切り口で、でもコレがなかなか面白かった! 
しかも「肉食系」ということばのイメージをチョッピリ良くしている、そしてさらに、
私には「肉食系」がニッポンの未来の市場の鍵を握っていると感じたので取り上げてみたくなりました
…そういうハナシです。

* *

2006年の「草食系男子」というコトバの誕生をきっかけに、対義語・類語として
「肉食系男子」「肉食系女子」と揃い、2008年あたりからメディアに取り上げられるようになり、
2009年の新語・流行語大賞のトップテンに選ばれました。流行語の寿命は短いものですが、
「肉食系」はまだ頑張っていると感じています。
以前、このブログ(「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<3>)でも、
ジョンソン・エンド・ジョンソンさんの禁煙補助剤についての調査に「肉食系」の切り口があり、
ご紹介させていただきましたが、今度はユニ・チャームさん。

私にとっては、文句なし面白い調査であったと同時に、
「肉食系」という、どちらかといえば肉々しいイメージ(貪欲であったり、性的であったり)のコトバに、
さわやかなイメージを加え、「肉食系」の好感度を押し上げている調査だと思いました。

製品が製品だけに「肉食系」というコトバとマッチし過ぎるところを、うまくかわし、
タンポンのへの関心度アップに成功している調査だと感じました。
2月末から3月初旬のリリースで、少々話題になったので、ご存じの方も多いことでしょう。
ユニ・チャームさんの狙い的中です。

調査のタイトルは「生理用品と生理用品に関する1万人女性の意識調査」。
その中で「『積極派』『肉食系』はタンポン派、『草食系』はナプキン派!?」とまとめているデータがありました。

日本人女性はナプキン派が圧倒的に多くタンポンに抵抗がある/タンポン派はシーンによって生理用品を上手く使い分け、ナプキン派よりも不満・悩みも少なく、快適に過ごしている/タンポン派は、自分は「肉食系女子」と答えた女性が多く、ナプキン派は、自分は「草食系女子」と答えた女性が多い/仕事に対する考え方で、タンポン派はナプキン派に比べ、前向きで積極的な傾向が明らかになった
…などの結果が報告されました。

●日常使用している生理用品は?(n=10,000)
ナプキン76.5%、タンポンとナプキンの併用21.8%、タンポン1.2%、その他0.6%と、
日本女性は、ナプキン派が圧倒的多数。

●自分が「肉食系女子」か「草食系女子」か?(n=5,901)
ナプキン派では「肉食系」37.8%、「草食系」62.2%
タンポン派では「肉食系」58.7%、「草食系」41.3%

●仕事に対する考え方は?(n=3,859)
(以下、数字は
「非常にあてはまる/あてはまる/どちらともいえない/あてはまらない/全くあてはまらない」の選択肢から、
「非常にあてはまる」「あてはまる」を選択した人の割合)

・テキパキと仕事をこなすタイプだ
 ナプキン派55.5%、タンポン派71.5%

・難しい仕事にも積極的に取り組む
 ナプキン派40.7%、タンポン派54.6%

・仕事が好きだ
 ナプキン派43.8%、タンポン派57.3%

・人が嫌がる仕事でも引き受ける
 ナプキン派38.7%、タンポン派50.7%

・周囲の人への気配りを怠らない
 ナプキン派52.0%、タンポン派59.5%

ほかにも、恋愛についての積極性や美容への意識で、タンポン派のほうがナプキン派よりも上回っている
などの調査もありましたが、それは、さもありなん、と思いましたので省略します
(「自分はモテると思う」は、タンポン派がナプキン派よりも10ポイント以上高い…といった調子でした!)。


日本ではナプキン派が圧倒的なので、上記結果からは
タンポン派のほうが、ナプキン派よりも「積極的」「仕事に前向き」といえるわけではありませんが、
数少ないタンポン派の中で、「肉食系で仕事に前向き」という人が多かったということで、「肉食系」の少々の、
さわかやさ&好感度アップのプチなネタとして拾ってみました。
しかし、もしかしたら、このハナシはそれにとどまらず、日本の女性の未来予測につながり、予測が的中すれば、
けしてプチではない〝マーケット創造〟のヒントが隠されているハナシかもしれないのです―。


まずは、この生理用品の市場規模ですが
目安でナプキンだけのデータですが販売金額677億円(2006年、予測)。
シェアは、ユニ・チャーム37.4%、花王29.8%(2005年)。
※データはトイレタリーグッヅマーケティング要覧2005.No.3(富士経済)

日本でのナプキンの歴史は浅く、1961年に初めて本格的なナプキン「アンネナプキン」が登場。
高価にもかかわらず大ヒットし、当時90%を超えるシェアだったそう。
それを、数年で追いつき追い越したのがユニ・チャーム。
他人と情報共有や情報発信しにくいタブーなイメージの商品ですが、
少々高くても消費者(女性)にとって必要不可欠な商品。
アンネという会社にも、ユニ・チャームという会社にも、女性として感謝します。
40代半ばオンナ、ナプキンやタンポンのない世界なんて考えられません。
ネットで生理用品の歴史を見てゾッとしました、昔の女性は大変だった、自分はいい時代に生まれた、と。

今、日本経済新聞のコラム「私の履歴書」では、
ユニ・チャームの創業者で同社会長・高原慶一朗氏の連載中ですので、お読みの方も多いと思いますが、
1960年代同社の前身・大成化工がナプキンの製造販売を開始するに至るには、
高原氏のアメリカ視察がありました。
高原氏は、アメリカでは店頭で堂々とナプキンが並べられ買われている、
という日本では考えられない光景を目の当たりにしました。
当時の日本の、アメリカに追いつけ追い越せ、その風潮の中にあっても、高原氏のタブーへの挑戦は
〝賭け〟といえるものでした。

さて、今から約10年前にアメリカでのタンポンの使用比率は6割でした(当時日本では1割)。
※データは「週刊金曜日」1999年12月17日掲載、別処珠樹氏。

そうです―〝追いつけ追い越せ〟はここでも。日本でのタンポンの使用比率も、
アメリカを追いかけ増えていくでしょう。
女性のパワーアップ(例えば、職場への女性進出、職場での女性役員数増加、そして肉食系の出現・台頭…等々)
がアメリカに追随している、アメリカ化していると考えると、
タンポン使用率アップは、女性のパワーアップのひとつのメジャーになるかもしれません。
そして、さらに―
タンポンだけではなく、日本女性の「積極性」=「肉食系」に関わる商品に
マーケット創造・拡大の芽があるのではないでしょうか。
それを発見したならユニ・チャームさんのようなシェアも夢ではない!?「肉食系」から目が離せませんネ!

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※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。

2010年06月22日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<6>

くらしHOW研究所の今野直子です。
肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母。親の介護もしております。

* * * * *

■わかりやすい、シチズンさんの「肉食系」判定! ・・・か!?
6月10日の時の記念日にあわせ、
シチズンホールディングスさんが独身の男女を対象に行ったアンケートは、
世の中の、
「肉食系ってナニ?」「肉食系かどうかってどうやって決めるの?」というギモンに奇しくも応えた!
…と一瞬思いました。
シチズンさんは、「時間の使い方」を調べたのであって、
「肉食系」の判定方法を見出そうとしたのではないと思いますが。

「平日に恋人と過ごす時間」は、「肉食系」と自己申告した女性では2時間58分。
「草食系」と自己申告した男性では、1時間24分。
肉食系女子は、草食系男性の2倍以上の時間を異性と過ごしています。
これはスゴイ!「恋人と過ごす時間」を聞けば、「肉食」「草食」の判定ができると思ったのですが、
それぞれ同性同士の比較では大差はありませんでした。
 ※調査対象は、全国の独身男女会社員(20代、30代の一人暮らし)400人で、
  肉食系、草食系は、回答者の自己申告によるものだそうです。

■「一緒に過ごす時間」 恋人と/友人・知人と
             平日               休日
女性 肉食系  2時間58分/1時間45分    7時間22分/3時間5分
     草食系  2時間42分/1時間12分    6時間35分/2時間38分

男性 肉食系  1時間41分/1時間15分    4時間48分/2時間16分
     草食系  1時間24分/1時間4分     3時間17分/2時間23分

一方、大差があったことは、
■「あなたの1時間、お金に換算するといくら位の価値があると思いますか?」・・・
女性 肉食系  4,520円          
    草食系  2,400円

男性 肉食系  5,435円
     草食系  3,145円

■「携帯電話使用時間」
          平日              休日
女性 肉食系  53分             1時間4分
     草食系  37分                 43分

男性 肉食系  38分                 49分
     草食系  29分                  34分


…というわけで、いくらかは「肉食系」判定の指標にならなくはない、という程度でしょうか。
(シチズンさん的には、そんな視点ではないのでゴメンナサイ)。
以前にご紹介した、ユニチャームさんやジョンソン・エンド・ジョンソンさんの調査からの印象でも
肉食系は、仕事などに前向きであったり、同性に対しても異性に対してもコミュニケーション能力を
おしみなく発揮している感じはします。好印象です。

各企業さんの、「肉食系」の好印象なイメージを醸し出したアンケートがここのところ目に付いたので
ご紹介させていただきましたが、
次回、企業さんの「肉食系」発想でご紹介させていただくものがなければ、
本来のイメージの(?)フィジカルな感じの(?)肉食系実話を …スゴイのに遭遇したので
…正調・食系レポートとしてアップさせていただきます!

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※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。


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