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2010年02月 アーカイブ

2010年02月10日 カテゴリー : 4藤田レポート&ダイアリー

スーパーマーケットトレードショーでセミナー実施
新「青の洞窟」のクオリティに、正直びっくり!

くらしHOW研究所・藤田です。

2月8日~10日の3日間、東京ビッグサイトにて「スーパーマーケットトレードショー」が行われました。3日間で7万人以上が参加するという、食品・流通業界を中心とした大イベントです。

今回、くらしHOWは、日清フーズさんの新「青の洞窟」ブースのステージイベントとして、「ウチ食マーケットに潜む主婦インサイト」という講演をさせていただきました。

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※8日、9日は藤田が、10日は所長の植田が講演しました

始まる前は、スーパーマーケットトレードショーのような賑やかな大イベントで、みなさん立ち止まってお話しを聞いてくださるかしら?と心配もありましたが、熱心にメモを取る方も多く、「主婦の気持ち」ということへの業界の関心の高さをあらためて感じました。

特にうれしかったのは、ご自分も主婦なのだろうな、という女性バイヤーの方がたくさん、「そうそう」とうなずきながら聞いてくださったこと。いつも調査やインタビューから浮かび上がった事実を元にお話ししているのですが、やっぱり女性の方に「私もそうですよ!」と共感していただけると、より自信を持って「主婦の声を世の中に伝えていこう」と思えるものです。

マジメに作られた感が伝わる新「青の洞窟」シリーズ

さて、今回お仕事させていただいた、日清フーズさんの新「青の洞窟」シリーズ、今春全面リニューアルということで、私も試食させていただきました。そして正直びっくり! ホントにおいしいんです。レトルト食品に持っていた「まあまあ美味しいけど、ちょっと味が濃くてしつこい」「いわゆるファミレス系の味」という先入観がふっとびました。

まったくの私見ですが、味見した中で特に感心した商品は…

①「バーニャカウダ」ソース

 野菜スティックや温野菜のディップソースですが、アンチョビ風味が効いています。
 パーティーメニューとしてはもちろん、例えば、おうちで、ちょっとだけワインでも飲みたいな~。でも、おつまみがスナックではなぁ…というとき、ありますよね。そんなときに、このソースがあれば、キュウリでもニンジンでも大根でも、ヘルシーでオシャレなおつまみに。特にパプリカとの相性はすごくいいと思います。一人暮らしの女性にも喜ばれるはず。

②パスタソース「豚ひき肉と3種のハーブ アンチョビ仕立て」

 これ、正直見た目は地味です。でも、すっごく美味しい。レストランでこれが出てきても、絶賛すると思います。だいたい、こういうハーブ系のパスタって、自分でソースを作らないじゃないですか。3種もハーブを買ったら、それだけで高いし。私自身がリピーターになりたい商品ですので、長く売れ続けるように…オススメしておきたいと思います。

③鶏肉のトマト煮込み「カチャトーラ用ソース」

 わが家では、夫が調理しました。夫は多少の料理はしますが、上手ではありません。しかし「おお!」と自画自賛する味になりました。当たり前です。鶏肉を焼いて、ソースをかけて少し煮るだけです。デパ地下などのデリで同じようなものを買うことがありますが、こっちの方がアツアツ感もあるし、いいな、と思いました。

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※上は「アクアパッツァ用ソース」と「魚介のカルパッチョ用ソース」
こちらは、これからお味見します!

全体としての印象は「これは、とてもマジメにつくられた商品だ」、というものですね。


続く不況、「主婦の節約ストレス」をやわらげる商品も必要

セミナーでもお話ししたのですが、不況、節約、ウチ食重視が長引くと、正直主婦はストレスが溜まります。だからこそ、いかにフレッシュで魅力的な商品で主婦ストレスをやわらげるか、主婦の気持ちを浮き立たせるか、メーカーや流通の皆様は、ぜひ知恵をしぼってほしい、と思います。

節約志向といわれる主婦も、デフレには危機感を感じています。しかし家庭の収入が増えない、むしろ減る中では、節約のがんばりを止めるわけにはいきません。だから今は、そのがんばりを否定してはいけません。でもときには節約が第一優先ではなくなる時があるのも確かです。そのとき、心のツボはどこにあるのか、しつこく探る…。そんな研究を、今後も続けていきたいと思っています。

※「スーパーマーケットトレードショー」のそのほかの印象については、また後日アップします。

2010年02月25日 カテゴリー : 5今野レポート&ダイアリー

「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチ<4>

くらしHOW研究所の今野直子です。
肉食系40代半ば有職主婦で、大学生と中学生の2男児の母。親の介護もしております。

* * * * *
■「肉食系40代半ばオンナ」が見た今年のバレンタインデー

…の前に、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」のキモチについて、
広島県の40代半ばオンナの方からお声をいただきました―「刺激的で、さすが都会!!と思わずにはいられませんでした…」。
ありがとうございました、目からウロコです。

この<肉食系~キモチ>については、
「こんなことを40代半ばの主婦、みんながしていると思われたら困ります!!」という声なら想定内なのですが、
個々がそういう行動をとるかどうかという前に、住むエリアによっては、その「環境」にナイという場合もあるとは!
80‘S復活ディスコに、ホストクラブ…たしかに。

さて、今回、バレンタインデーは全国共通。
今年は2月14日は日曜日でした。
約30年バレンタインデーしている肉食系40代半ばオンナにとっては
「日曜だからなんなの?」「金曜に繰り上げたわよ」みたいなことで、
家の中でも外でもキッチリ敢行したと感じています(肌感覚)。しかしいまどきの若い者ときたら―。

めざましテレビ(フジテレビ)の街頭調査、「バレンタインデーの大事度は10点満点で何点?」。その結果、
年代別の平均点は、
10代 5.0点
20代 5.7点
30代 6.2点
40代 7.2点 ←堂々1位です。
40代は10代のときのキモチで答えてもよいとされていましたが、それにしても肉食系は40代に在り!です。

日経ウーマンさんの調査「アラサー的 バレンタインの楽しみ方」によると、
「チョコレートは誰に贈りますか?」では、複数回答で、
1位から「家族」59.0%、「会社の男性社員」42.2%、「付き合っているカレ」36.7%…。
そして、「狙っているカレ」7.8%をおさえて「自分」18.7%、「女友達」16.3%のほうが上なんです。
さらに、余談ですが「バレンタインの夜におうちで〝シアワセ〟ふたり鍋」というレシピ特集が展開されていました。
この世代には、この特集なのですね…。40代半ばにはちょっと地味に映ります。

そこで肉食系40代半ばのバレンタインデーを求めて、都心の華やかな老舗ホテルの方にインタビューしました―。

このホテルの顧客のうち、会員(←ホテルが特定されないようにこう呼びます)は、
ミドルを通り越して、壮熟年層の利用が圧倒的に多く
売り上げはその層に支えられているそう。特にレストランはその傾向が強い。会員は宿泊も多く利用するけれど、
当然(←ホテルの方のコトバです)、夫婦とは限らない。むしろ男性だけが会員で、
〝お相手〟はその度に変わるという元気な熟年男性が、このホテルの顧客には多い、と。
男性40代~70代、女性20代~40代と思しきカップルが目立つとか。
その組み合わせは、今流行りのオトコ40代&オンナ20代でしょうか(詳しくは電通総研スーパーバイザー・大屋洋子著
「いま20代女性は なぜ40代男性に惹かれるのか」)。
オトコ70代&オンナ20代の組み合わせも!?

ある程度の年齢など属性の把握は、レストランではしているが、宿泊は難しいそう。
不倫カップルなら1人でチェックインするのがあたりまえだから。
以前、実験的に安い宿泊プランをネットに出したところ、客層が一瞬ガラリと変って若いカップルが押し寄せたせいで、
改めて、通常の顧客の年齢の高さを知ったとのこと。
しかしながら、今年のバレンタインデー付近の利用については、開催中の東アジアサッカー選手権、
中国の旧正月(今年は14日)などの影響で外国の方が多かったそう。


とはいえ、街ではチョコレート売り場は老若女子でごった返していました。

私は、研究のため、街のチョコレート売り場へ数回足を運びました。
先ほどの日経ウーマンさんの調査にありましたが、「チョコレートはどこで買いますか?」によると
1位から百貨店73.5%、2位のチョコレート専門店20.6%、3位ネット通販15.4%、スーパー14.0%、自分で作る8.1%、
コンビニ0.7%。
やはり贈りものは百貨店なのですね。私の肌感覚もまったく同じでした。
40代半ばたるもの、大手老舗百貨店へ行ったところ、このときばかりは若い人でにぎわっていました。
2月の早々に行った百貨店で、あるチョコレートについて店員さんに「ありますか?」と聞いたところ、
「それは○○(百貨店名)さんの限定なんですよ」とライバル店の情報もバッチリでした。
その足で、その百貨店へ行ってみるとバレンタインの売り場作りは、ナントその週末から。
お客ながら、出遅れではないか?と心配しましたが。

さて、このバレンタインシーズンのチョコレートの市場規模は―。
日本チョコレート・ココア協会の調査では、1981年の推定販売額は約3億円。
以降、前年比増・減はありながら概ね右肩上がりで、2005年は約5億円に成長しています。
バレンタインデーが日曜にあたった年は減。1992年の段階的学校週休二日制導入後は土曜にあたった年も減。

データはそこまでですので、ここ数年の不景気と、今年は「日曜日」がどれだけ影響したかわかりませんが、
このはっきりとした<「減」の年がありつつの「右肩上がり」の成長>の意味するものは、
「バレンタインデー」と「バレンタインデー=チョコレート」は浸透したものの、
心がこもらず「慣例化」した行事という道をたどった―と感じ、肉食系40代半ばとしては寂しく思います。
バレンタインデーが熱い日ではなくなってきた、チョコレートの一個の重みが軽くなっているような…。

しかし、ぜいたくをいってはいけませんね、
今どき、この不景気の中でも、これだけ人を、消費を動かせる、
街をこんなにムンムンさせられるバレンタインデーは大したものです。

このシーズンばかりは、街に肉食のニオイを感じ、ホッとした40代半ばオンナ、
14日(日)当日、都心に行くと、街はひいき目(?)なしにカップルでにぎわっていました。
私はデートで出かけたのではないですよ!奇しくも、私に社会心理学や大衆文化論を教えてくれた大学教授の葬儀でした。
教授が街を見ろ!肌で感じろ!と?

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※勝手ながら、「肉食系40代半ばオトコ&オンナ」とは、「80年代に大学生」からスタートし、就職・結婚・第1子誕生までを90年代前半ごろに終えている…コレをスタンダードとしています。


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