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2009年08月 アーカイブ

2009年08月28日 カテゴリー : 2所長・植田レポート&ダイアリー

家族消費が変化する?

くらしHOW研究所・所長の植田です。

このたび、くらしHOWのサイトをリニューアルしました。
わがままで、とりとめのない生活者の声やデータから
研究員が肌で感じた「生な分析視点」をお届けします。

当所の研究員はもちろん、
客員研究員の皆さんのブログも
まとめてアクセスしやすいようにしました。


「欲しいもの」が特にない成熟した消費社会で、
それでも欲しいものは
「わがままな好みをかなえてくれるもの」か
「隙間のニーズに応えてくれるもの」。
こうしたものは製造側や小売側の理論からは見えてきません。


だから、多くの企業も、いま初めて
純粋に「生活者の声」を聞こうとしているようです。


でも、「生活者の声」というものは、
本当にわがままでとりとめのないもの。
様々な声の中で、取り上げるべきは何かを知るには
「生活を俯瞰で見つつ、気持ちに共感できる」、
言うなれば“心の複眼”が必要だと思います。


“複眼”研究員が、自分たちの生活の中から、
また調査の中から感じる、潮の変わり目のようなものを、
生な形で随時お届けするためには、
ブログ形式が一番いいと思った次第です。


因みに、私が最近気になる潮の変わり目は、
家族消費の変化


従来は、仕事や家事は面白くない「日常」で、
そこで得られた世帯所得を余暇やレジャーといった「非日常」で思いきり楽しむ。
暮らし自体も拡大し成長する「家族モデル」でした。


これからは「非日常」を楽しむゆとりがないので、
「日常」の家族関係自体、家事や仕事自体で
充実感を得るスタイルになっていくと思われます。


だから、調理器具やインテリア、食材といった家の日常、
健康や美容といった自分の日常を向いた消費が動くのでしょう。


そして、ここがポイントなんですが、
OLだろうと学生だろうと、今の気分は「日常消費」。
その意味で、これからしばらくは
「日常消費」の達人である「主婦」の消費感覚のほうが
注目に値するのではないかと思っています。


くらしHOWでは、
こうした「シュフ消費」といった感覚を追及してみようと思っています。
お楽しみに。


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