女性起業家コンテスト受賞者にお会いしました(前)
くらしHOW研究所 藤田です。
少し前のことになりますが、女性起業家を応援する
「Woman Power Project 2008 ビジネスプランコンテスト」で
1次審査から3次審査までの審査のお手伝いをしました。
このコンテストは、2001年からサンケイリビング新聞社が首都圏、関西圏で実施してきた
「女性起業家支援キャンペーン」が発展したもので、
産経新聞社、サンケイリビング新聞社、フジサンケイビジネスアイの主催、
大和証券グループの共催で、全国規模で開催しています。
1次審査と2次審査は、書類選考。
3次審査は訪問審査で、2人1組の審査員が応募者のご自宅や事務所までおじゃま。
事業プランの詳細をうかがい、お人柄にも触れてきます。
最終審査に進むのは本当に狭き門なのですが、
私が訪問したうちの1人が最終審査まで残り、
「審査員奨励賞」を受賞されたのです!
今年は、ご存知のように非常に厳しい環境の年。
もともとこのコンテスト、アイデアだけでなく事業が継続発展していけるか、
という「ビジネスプラン」を現実的に問うコンテストだけに、
本年度の審査は、いつも以上に厳しい姿勢になった、とのこと。
そのため「大賞」はなく、「審査員奨励賞」の3名だけが受賞者だったそうです。
そんな中で受賞となった3人のうちの1人が、秋山友子さんでした。
秋山さんが提案したのは、新しいスタイルの赤ちゃんのよだれかけ
「コミュニケーションビブ」を中心としたビジネスです。
秋山さんは、2歳の赤ちゃんを持つ現役ママさん。
さらに現在はフルタイムのお仕事もして、ときに自営業のだんな様の仕事も手伝い…という、
忙しい毎日を送る女性です。
「今2歳の子は、ホントによだれの多い子だったんです。
1日に何度もよだれかけをかけかえて、下の服までびっしょりになることも。
せっかくぐっすり寝ているのに、よだれかけをかけかえるために
起こさなくてはいけない時もあるし。もう泣きたくなります」
そこで秋山さんは手作りよだれかけの工夫を続け、
ついには「これはいい!」という、よだれかけを作り上げました。
それをママ友に見せたところ
「これは絶対に他のママも助けるものだから、作って売りなよ!」という声が多数。
よし。それじゃあ!と、ママたちの声に後押しされて初めたのが
そもそものスタートだとか。
そのよだれかけ(コミュニケーションビブ)が、コレ。
★背中側から撮影しています。
ポイントとしては
・「たすきがけ」スタイル
⇒ずれにくく、安全性が高い
・「たすき」と「エプロン」が切り離されるデザイン
⇒赤ちゃんを起こさずに取替えられる
たすきは1セットで、エプロンだけ取り替えられるので経済的
・「たすき」にメッセージを入れることが可能
⇒赤ちゃんの後姿をコミュニケーションのきっかけに
※詳しくは「ビブベビー」のサイトをご覧下さい!
http://bibbaby.ocnk.net/
この「コミュニケーションビブ」、
クチコミでママたちに広がり、現在は品切れが多い状態です。
1度買ってくれた人のリピート率が6割と高く、
平均購入金額も5000円~6000円に。
「1回使ったママに支持される」商品として育っているようです。
しかし、秋山さんの想いの中心にあるのは、
商品をたくさん売る、ということだけではないのです。
(この先のお話は、次回に続きます)

