リビングくらしHOW研究所 藤田です。
この2月~3月、埼玉、横浜、千葉と3つのエリアで開催された
「新富裕層マーケット研究会」に、進行役としてかかわりました。
基調講演は、新富裕層マーケティングの第一人者、
エルドラド・アンド・パートナーズの鶴岡謙吾さんです。
そう、私、実は3週連続で鶴岡さんの講演を3回、お聞きしたのですが、
まったく飽きないのです、これが。
毎回、参加者の顔ぶれや反応を見ながら、ポイントを少しずつ変えたお話は、
初めて聞いたときと同じように引き込まれます。
鶴岡さんのお話の中で、私が特に印象的だったキーワードが
「和」と「コミュニティ」
確かに、新富裕層とはいえずとも、私の周囲でも「和」が静かなブーム。
私も最近、「着付」「落語」などをかじっておりますが、
「和」に目覚めると、確かに消費は活性化します。
(欲しいものが、次々と出て来るし・・・)。
「コミュニティづくり」は、私たちリビング新聞グループが
常に意識してやってきたことですが、あらためて
「参加者をヨコにつなげること」で、参加意識を高めていくことの
大切さを思い出しました。
「新富裕層マーケティング」のエッセンスは、
直接新富裕層にアプローチする企業でなくとも、
応用・活用範囲が広いなあ、とあらためて思いました。
研究会の後半は、参加企業の情報交換会なのですが、
これがまた、とても興味深いお話が続きます。
埼玉では、「フォードTOKYO・新埼玉 浦和店」の清水店長から、
同店が発行する情報紙「URAWA STYLE」創刊号の事例紹介がありました。
同店のスタッフがたくさん登場する内容は、鶴岡さんも絶賛で
「長く付き合うことが必要な自動車ディーラーにとって、
人の顔が見える、あたたかいサービスは効きますね」と。
横浜では、「崎陽軒」の「映画『女帝』とタイアップして作った、ゴージャスシウマイ」の
お話に会場がざわめきました。
なんと4粒5000円! 1日5個限定で要予約!
どんな人が買うの?と思いますが、かなり人気を呼んだ企画だったのだそうです。
同じような事例は千葉でも紹介されました。
「ホテルニューオータニ幕張」では、
数年前から「1万円のクリスマスケーキ」が人気とのこと。
すでにリピーターも多くリビング千葉の西脇編集長いわく、
千葉のマダムたちに対する知名度はなかなかのものらしいのです。
完全な「新富裕層」とまでは言えなくても、
その時、その場所では「新富裕層」的なマインドで消費の決定をする女性は、
あらゆるところにいますよね。
そんな女性たちをしっかりキャッチするのための“打ち手”は、
まだまだあるに違いない、と感じる情報交換会でした。

