リビングくらしHOW研究所 藤田です。
昨年秋から、「新富裕層」をテーマにリビング新聞エリアマーケット研究会を、
開催しています。
「新富裕層」とは、ストック型ではなくフロー型の富裕層であり、
消費感度が高く、新しいライフスタイルを持つひとたち。
感度が高いだけに「流行を生み出す」人たちで、
そんなライフスタイルを追いかける「新富裕層フォロワー」を
リードしていく力を持っています。
さて、そんな「新富裕層ミセス」の存在感を、強く感じた調査。
それはウェブサイトでもマガジンでも何度か紹介しましたが、
昨年秋の「生鮮食品の買い物と安全性意識調査」です。
プロフィルデータとして「1カ月の食費の額」を聞いたところ、
・3万円未満 ・・・16.5%
・3万~5万円未満・・・36.5%
・5万~7万円未満・・・25.5%
・7万~10万円未満・・・13.3%
・10万円以上 ・・・5.7%
まず、食費10万円以上の人たちは、「新富裕層」である可能性が高いと思います。
また、7万円~10万円未満という13.3%の人も、
「新富裕層」と「新富裕層フォロワー」を含む注目の層ではないかと思います。
この人たちの傾向として明確に出たのは、「安全に対してお金を出す」という姿勢でした。
食品の購入に対して「安全性」と「価格」、どちらを優先して選ぶか?という質問に対して、
「安全性優先」を選んだ人が
・5万~7万円未満・・・28.3%
・7万~10万円未満・・・39.7%
・10万円以上 ・・・57.1%
と、跳ね上がってくるのです。
この層の食費が高いのは「安全」を買っているから、と考えてもいいかもしれません。
話は変わりますが、少し前、いまさらではありますが、
東京ミッドタウンの中の高級食品スーパー「プレッセプレミアム」に行きました。
正直言って、野菜類がとにかく高いのにはビックリ。
確かに冬ですが、トマト1個が250円だったかと思います。
食材や調味料は、安全にも味にもこだわったものが、ズラリ並んでいます。
30分くら棚の前にいても、見飽きることがないくらいに・・・。
そして、何よりビックリは午後9時くらいに、
その高級食品をカゴいっぱいにお買い物している人が、何人かいたこと。
特に派手なマダム系ではなく、普通の、キチンとしたOLミセス風でした。
な~んて言いながら、実は私もレジ前で、神戸の「ホテルピエナ」の、
「菓子sパトリー」のミルッキッシュジャムを発見。
「わーい!」と、つい、プレゼント用と自宅用にまとめ買いしてしまいました。
これって傍目に見れば、私も立派な新富裕層フォロワーだったことでしょう。
年収以上に食べ物にお金を使う、単なる食いしん坊、なのが実態なのですが。

