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2007年12月27日 カテゴリー : 8エリアマーケットが面白い

お医者さん側は「患者のクチコミ」をどう思っているの?

リビングくらしHOW研究所 藤田景子です。

2007年も、いよいよ終わろうとしています。

「今年の重大ニュース」も新聞やテレビを賑わせていますが、
個人的に気になった今年のニュースといえば、
産科医の不足、病院のたらい回しなど、出産医療にかかわるニュースでした。
ここ数年、出産(30代出産)する友人が多かったせいもあると思います。

また、親世代の病院通いも増えてきて、「病院えらび」「医師えらび」などが、
心の中で大きくなった年とも言えるかもしれません。

そんな中、興味深いデータがありました。

リビング新聞グループとも関係の深い、
健康・医療分野のメディアおよびマーケティング事業をおこなう
株式会社QLife」(http://www.qlife.jp/)が行った調査で、
全国の医師・歯科医師が患者による「病院クチコミ情報」を、どう考えているか、というデータです。

この「医師・歯科医師が回答」というのが、かなり興味深いところです。

データの詳細はこちらからどうぞ

概略でいえば「クチコミは有用」と積極的にとらえる医師・歯科医師が4割
逆に「有用でない」は1割。

さらにクチコミの発生源となる可能性が高い、受信患者の「感謝」や「不満」を、
自分はあまりキャッチできていない、という医師・歯科医師が多数。

特に、医師の5割は「患者は不満をほとんど伝えない」と思っているそう。

つまり、「患者は不満があるのではないか」「それを自分には伝えず、クチコミしているのでは?」と、
ドキドキしている医師や歯科医師も多いということでしょう。

ある意味「その推測、正解!」ですよね。
たとえばお医者さんや病院に不満があるとき、それを医師本人に伝えるのって、
相当難しい・・・と思います。
でも、逆に「言ってほしいのか!」というのは、このデータを見て気が付きました。

もうひとつ面白いと思ったのが「不満」の逆は「感謝」なんだ・・・ということ。
他の業界でしたら、間違いなく「不満」の対極は「満足」なのですが、
医療業界は、やっぱり「感謝」なのか・・・。

何ごとにも感謝の心が大切なのは言うまでもないことなのですが、
やはり、少しほかの業界との感覚の違い、差は、依然としてあるのでしょう。

でも、こんな調査データが多くの人の目に触れることによって、
患者とお医者さんのコミュニケーションが、もっとオープンになって、
キモチよい医療が受けられるようになる・・・
そんなキッカケになるといいな、と、願っています。


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